なぜかうまくいかない…仕事と介護の“ズレ”の正体①まだ大丈夫、が一番危ない

兵庫県で活動する、産業ケアマネの片岡です。

「まだ大丈夫です」介護の相談現場で、よく聞きます。

実際、介護が始まったばかりの頃は、大きな負担を感じにくいこともあります。

・通院の付き添いが少し増えた
・様子を見に行く回数が増えた
・気になることが少し出てきた

こんな段階であれば、仕事への影響もまだ限定的で、「なんとかやれている」と感じる場合も多いです。


見えにくい“変化”が積み重なる

しかし、介護の特徴は“急に大変になる”のではなく、“気づかないうちに変わっていく”ことにあります。

少しずつ増える対応
少しずつ重くなる判断
少しずつ削られていく時間と余裕

その変化はゆるやかであるがゆえに、介護する自分自身が気づきにくいのです。

そして気づいたときには、仕事との両立が難しくなっている…。
そんなケースも少なくありません。


「まだ大丈夫」が判断を遅らせる

本来であれば、
今のうちに情報を集める。使える制度を知る。相談できる先を持っておく。
こうした準備ができていれば、状況が変わったときにも柔軟に対応できます。

しかし「まだ大丈夫」という認識があると、これらの行動は後回しになりがちです。

結果として、必要になったときには選択肢が限られ、仕事にも影響が出てしまう――

そんな“遅れ”が生まれてしまいます。


問題は「意識の低さ」ではない

ここで大切なのは、この状況は決して「意識が低いから」起きているわけではない、ということです。

むしろ、
・仕事をきちんと続けたい
・家族にもできることはしたい
・周囲に迷惑をかけたくない

そう考える、責任感のある人ほど、「まだ大丈夫」と判断しやすい傾向があるんです。

だからこそ、この“ズレ”は誰にでも起こり得るもの。


早めに整えるという選択

仕事と介護の両立を続けていくために必要なのは、「大変になってから頑張ること」ではありません。

大切なのは、大変になる前に整えておくことです。

・介護保険で何ができるのかを知る
・どこに相談すればいいのかを把握する
・一人で抱えなくていい環境をつくる

こうした準備は、将来の負担を軽くするだけでなく、“今の安心”にもつながります。

「まだ大丈夫」という感覚は、決して間違いではありません。
ただ、その言葉の裏側には、見えにくい変化がすでに始まっている可能性があります。

そのため、“何も起きていない今”こそが、動けるタイミング

この視点を持つことが、仕事と介護を両立し続けるための、大きな力になります。

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私、産業ケアマネ 片岡 
主に兵庫県の企業様を対象に「仕事と介護の両立支援明石事務所」を運営しています。
社内セミナーや社内実態調査、介護に直面する従業員への個別面談などを通じて仕事と介護の両立を支援
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